北海道はあちこちに炭鉱があって、めっちゃ栄えた時代があります。
しかし石油へのシフトが進んで相次いで閉山、炭鉱のために作られた街、鉄道、インフラなどなどは役割を終えました。
そんな、いにしえの炭鉱の街に萌える私は、これまであちこち探訪してきました。
今回探訪したのは、芦別市にあった三井鉱山のために設けられた旧芦別鉄道の炭山川橋梁です。
この廃線跡の最大の見どころは、鉄橋の上に車両が残されていること。今にも走り出しそうな廃線の絶景にご案内しましょう。
旧三井芦別鉄道は1989年に廃線
今回探訪してきた旧芦別鉄道は、1945年に開通しました。ちょうど終戦の年ということで、石炭需要に応えるために石炭運搬用の鉄道が設けられました。
この図式は北海道の各地にある炭鉱と似ていて、それぞれの炭鉱の街は栄えに栄えていたそうです。もちろん、芦別も例外ではありません。
しかし時代は流れて石炭から石油へのシフトが進み、北海道各地にあった炭鉱は続々と閉山。そうなると人は去り、インフラは無用の長物となります。芦別鉄道も役割を終えて、1989年に廃線となりました。
炭鉱によって栄えて、炭鉱の閉山とともに一気に寂れた街といえば、夕張が有名ですね。夕張市が財政破綻するというオマケつきで、今も深刻な状況が続いています。夕張にはかつて、炭鉱で栄えた大夕張という町がありました。今はシューパロダムに沈み、夏の渇水期にだけ当時の名残が姿を現します。
その大夕張も探訪したことがあります。ヒグマにビビりながらの渾身レポートを掲載していますので、こちらもぜひ。
今でも使えそうな炭山川橋梁、今にも走り出しそうな車両
今回探訪してきた炭山川橋梁は、炭山川という川を渡るために架けられた鉄橋で、今も十分使えそうなほどしっかりと残っています。しかも上には車両が残されているということで、ぜひとも見たいと思っていました。
その姿が、こちらです。

ちょうど秋になりかけてた時期ということで、チラホラと秋の兆しもありますね。
秋が深まりつつある山々に溶け込む、廃線の鉄橋と車両!これは萌えますね!
もうちょっとアップにしてみましょう。

すでに廃線から30年以上経ってるというのに、まるで時間が止まったかのよう・・・。
今にも止まった時間が再び動き出しそう・・・。
これが廃線の魅力ですが、ここまで「時間が止まった感」がある廃線跡は珍しい。
ちなみに、美しすぎる廃駅として有名な北海道の上士幌町にある「幌加駅」にも行ったことがあるので、そのレポートもぜひ。
幌加駅の美しさもかなりポイント高いんですが、鉄橋に車両が残ったままになっているというのは、やっぱりすごい!
鉄橋と車両を前からも見てみる
この鉄橋と車両は、横からだけでなく前からも見ることができます。
そちらにも回ってきましょう。
前から見られる場所は、ちょっとした公園?のように整備されています。

どうもこの先は通行止めになってるみたいですが、廃線跡を見られるところまでは行けるようです。

この写真に写り込んでいるように、展望公園の先は通行止めになっていました。
それでは、絶景の廃線を前から拝んでみましょう。

こっち見てますね!
もうちょっとアップにしてみます。

車両もそうなんですが、鉄橋とか線路もめっちゃきれいです。
もちろん廃線済みなので、線路があるのはここだけなんですけどね。
ちょっと角度を変えてみましょう。

廃線、廃駅にありがちなアレ
廃線や廃駅には時折、思い出ノートのようなものが置かれています。
そこを訪れた人がメッセージとかを残していけるやつですね。現役の鉄道にはないものだけに、これも廃線感を醸し出します。
この炭山川橋梁にも、ノートがありました。

この箱の中に入れてあるようです。
雨が降りますし、野生動物が荒らすこともあるでしょうからね。

見学者名簿・・・どんなことが書いてあるんでしょうか。

写真は加工していますが、だいたい2~3週間に1人くらい書き残しているイメージです。
日本全国から来てるようで、廃線マニアの間では有名なんですね。

展望公園にも、何となく鉄道感が
この展望公園を改めて見回してみると、なんとなーく鉄道感があります。
廃線になったときにできるだけ設備を残したんでしょうか。

どこに線路があったのか、うっすら想像できます。

ここは踏切だったんですかね?
もう廃線から時間が経っているので、こうやって敢えて残さないと跡形もなくなってしまうことでしょう。
2025年の北海道は、当然熊が怖い
この探訪は、2025年10月に行きました。2025年というと日本全国で熊が出没して被害続出という、熊元年みたいな年です。
でも熊被害のメッカといえば・・・やっぱり北海道です。
この展望公園の先が通行止めになっているのも、熊のせいかも?とか思ってしまいました。
というのも・・・

発砲禁止というのぼりが・・・。
ここは通行止めになっている先の道路です。やっぱり熊がめっちゃ出るんですかね。
なんで発砲禁止なのかは知りませんが。
ここから少し動いただけで、こんな看板も。

やっぱりそうですよね・・・。出会わなくて良かった。
以上、廃線の絶景・炭山川橋梁の探訪レポートでした。





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