大阪の新世界というと、通天閣や串カツの街として広く知られています。もちろんそのイメージは今も変わらないんですが、新世界にはもうひとつの顔があります。
それは、ゲイバーやハッテン場といった、ゲイタウンとしての一面。大阪でゲイタウンといえば梅田の堂山町が有名ですが、ここ新世界も負けていません。かつては男娼の街として名を轟かせたこともあるほど、その筋では有名なんです。
そんな新世界にある伝説の映画館「国際劇場」も有名なハッテン場なんですが、その「国際劇場」が2026年3月末をもって閉館となります。すでに続々とハッテン場が閉館になっている新世界だけに、またひとつ面白スポットがなくなるということで、まだ営業しているうちに緊急レポートです。
それでは、通天閣の真下付近から散策開始です。

閉館間近、国際劇場の雄姿を目に焼き付ける
それでは最初に、新世界最強(?)のハッテン場と言われる「国際劇場」からいきましょう。
2026年3月31日に閉館なので、本当にもう間もなくです。
エロ映画館のイメージが強いですが、普通の映画も上映しています。

手書きの看板って、見なくなりましたね。「国際劇場」では健在なんですが、これが見られるのもあとわずか。問題のエロ映画館改めハッテン場となっている「国際地下劇場は、写真奥に入口があります。
それが、こちらです。

すでにまともに掲載できない看板ありーので、香ばしさ満点。
ずっと気になってた映画館だけに、こんなことなら行っとけば良かった。と言いつつ、怖くて入れなかった自分がいます。
日本最古ともいわれる新世界ゲイタウン
新世界とゲイの関わりは実に古く、戦前のはるか前にさかのぼります。
かつてこの場所に「新世界ルナパーク」という遊園地ができて、万博チックなイベントも開催されました。その頃から新世界と呼ばれるようになり、街に男娼が立つようにもなりました。かつて「竹の屋」というゲイ御用達の旅館があったそうで、その周辺にゲイバーもろもろが集まって来て今に至るそうな。
こんなに古い歴史があるだけに、新世界のゲイタウンは日本最古ともいわれているんだとか。
今も新世界の細い路地に、ゲイバーが密集しているエリアがあります。
それでは、早速入ってみましょう。この細い路地を入ります。

何の目印もないので、知っている人でないと分からないと思います。しかも、道も細い。
こんな細い道ですが、入って行くとバーがびっしりと並んでいます。

真昼間の探索ですが、すでに営業している店もありますね。
この右側に並んでいるのは、どれも有名な店です。
そしてさらに進むと、こちらも有名店。

ここで撮影していたら写真左側の店のドアが開いて人が出てきて、かなりビックリしました。
特にやましいことをしているわけではないんですが、ドアを開けて出てきた人もアレな感じです。
それでは、どんどんいきましょう。


本当に店が密集しているのが分かると思います。
そして細い路地は一旦、広い道と交差します。
その広い道にも、一見してゲイバーと分かる店があります。

ドアに貼られているコレが、合言葉です。

一旦広い道に出ましたが、まだまだゲイバー通りは続きます。
再び細い路地に入って行きましょう。

あまり詳しくはないのですが、先ほどのエリアと比べるとこちらは全部がゲイバーというわけではないそうです。手前にある「スナック富士」は、確かに店名からして違うっぽい気もします。ネットで調べたところ、スナック情報サイトに掲載されているので、おそらく一般のスナックかと。

しかしながら、このあたりの店はゲイバー濃度高めです。
個人的には、このあたりのゴチャゴチャした感じが好きです。

以上、知る人ぞ知る新世界のゲイバー通りでした。
ハッテン場として名を馳せた「英都」はすでに閉館
次は、通天閣本通商店街を超えた反対側にある、かつてのハッテン場「英都」を見に行ってみましょう。営業はすでに終了していますが、建物はまだそのまま残っています。
国内外の観光客が通天閣の写真を撮りまくっているフォトスポットからすぐ近くにある、この路地を入ります。

奥に見えている茶色の建物が、かつての「英都」です。
それでは正面から見てみましょう。

入口はすでに塞がれていて、一見しただけで営業していないのが分かります。

これでまたひとつ、新世界のハッテン場がなくなってしまいましたね。
ちなみに、アーカイブ保存されている「英都」の公式サイトを見ると、サウナや大浴場、そしてご休憩の料金プランやペアルームなんかもあるので、ハッテン場としての機能をすべて備えていた模様です。
もうひとつの新世界ハッテン場「ロイヤル」の跡地も探訪
新世界にはかつて、もうひとつのハッテン場として「ロイヤル」がありました。
大阪最強のゲイタウンである堂山町にある「北欧館」の姉妹店として営業していたんですが、2023年3月末に突然閉店してそれっきり。
ネット上には営業していた頃の写真がありました。

この、何となく入口に目隠しをしている隠微な感じがイイですね。
もちろん公式サイトもなくなっていますが、アーカイブで探してみたらありました。
公式サイトがかなりモロだったと記憶していたので探してみたところ、やっぱりモロでした。

何となく、突然閉館した理由も分かるような。
そして今回の探訪時、かつてのロイヤルはこうなっていました。

嗚呼、諸行無常。
ここも更地になったあと、インバウンド向けのホテルになるんですかね。
新世界はラブホテルも男性仕様
新世界には、ラブホテルもあります。もちろん男女カップルが普通に利用できるんですが、男性同士のカップルも利用可能です。いかにも昭和という感じの連れ込み旅館は廃業したり休業中だったりしますが、イマドキのラブホテルもしっかりあります。
そんなラブホテルのひとつ、「タワーサイドホテル」の前を歩いていたら・・・なんとジャストタイミングで男性カップルが出てきました。

仲睦まじく話しながら飲みに行く様子でした。新世界らしいですね、お幸せに!
まとめ
今回は通天閣や串カツのイメージが強い新世界を、全く違う角度から紹介しました。裏観光地にこだわる当ブログらしい記事になったと思います。
「国際劇場」は間もなく閉館になるので在りし日の姿を見られる時間はわずかですが、新世界のゲイ文化は今後も健在です。興味のある方はぜひ散策してみてくださいね。


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