和歌山県の那智勝浦というと、「那智の滝」や熊野古道、マグロ漁港あたりが有名です。あとは、温泉ですね。
那智勝浦の温泉は質が高いらしく、さらに源泉の数も和歌山県内でトップなんだそうな。
そんな温泉に恵まれた那智勝浦には、野湯(やとう)と呼ばれる「勝手に湧き出す温泉」もあったりします。
今回は、国道沿いにある野湯、岩鼻温泉の「ステンレス流し台の湯」の探訪記です。流し台に温泉が源泉かけ流し状態で流れてるだけでも珍風景なんですが、そこには温泉施設の廃墟らしきものもあったので、それもご案内します。
国道43号沿いにある、謎の流し台
それでは早速、現地の風景からご覧いただきましょう。
こちらは那智の滝とか那智熊野大社のあたりから那智勝浦市街地、那智駅を結ぶ国道43号の道路沿いです。比較的交通量のある国道の真横に、こんなものがあります。

この蛇口?パイプ?からは適温の温泉がこんこんと湧き出ています。
それを受けているのが、どこかの家にあったであろう流し台。
自然から湧き出す温泉を、ステンレス流し台が受けるだけの温泉。
これが、「岩鼻温泉ステンレス流し台の湯」です。
場所は、こちらです。
以前はGoogleマップに「ステンレス流し台の湯」という表記がありました(私もそれで見つけた)。
今は何の表記もないのでピンを刺すために位置情報を使いました。そのせいで上記の地図が少し見切れてるかもしれません。
流し台の付近にある謎の廃墟は温泉施設の残骸?
ところで、この「ステンレス流し台の湯」の近くには謎の廃墟らしきものがあります。
温泉が湧出している場所だけに、ここに温泉施設があったのか?と思わせます。
まず目に入るのが、ステンレス流し台のすぐ近くにある廃屋。

この温泉がもう少しマトモだった頃に脱衣場があったのかも?と思わせます。

もしくはトイレ?かと思いましたが、あまりにも建物が壊れすぎていて、何の建物だったのか判別できず。
そしてこの廃屋の後ろには、温泉を汲み上げていた?と思わせる設備らしきものが。

何でしょうね?
今もこのホース?パイプ?がどこかにつながっているようにも見えます。
もう少し近くに行ってみましょう。

何となく樹脂の配管が新しいようにも見えますね。
結局これが何に使われているのか、現役なのかどうかも不明のまま。
温泉の背後に広がる「もののけ姫」のような世界
先ほどのポンプらしき設備のさらに奥には、もう森しかありません。
しかも苔が蒸していて、どこか「もののけ姫」を思わせるような世界。

でも何となく、人工物が色々とあってここに「何か」があったことは間違いありません。
今となっては何かも分からず、ただ自然に還っていくのみです。
以上、那智勝浦にある謎の温泉「ステンレス流し台の湯」でした。



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