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北海道の2大百貨店廃墟「藤丸」と「マルカツデパート」(北海道・帯広、旭川)

北海道はめっちゃ広いこともあって、各地に主要都市があります。札幌以外の主要都市としては旭川、帯広、釧路、函館、稚内などが思い浮かびますね。しかしながら北海道では札幌一極集中が進んでいて、主要都市と言いつつも札幌以外の都市は廃墟が目立ちます。
百貨店といえば街の象徴、賑わいの中心という時代もあったので、北海道の各地には地場の百貨店がありました。しかし最近になって相次いで廃業、閉店が相次いでいます。今回は帯広の「藤丸」と旭川の「マルカツデパート」、それぞれの廃墟を紹介します。

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十勝地方唯一の百貨店だった藤丸(2023年1月閉店)

藤丸の創業は明治時代で、とても歴史ある百貨店でした。十勝地方の中心である帯広、そして帯広のランドマーク的存在だった藤丸ですが、業績不振で2023年1月に閉店。その後は何度か再開発の話が持ち上がっているようで、2025年夏頃から建物を解体して再開発するんだとか。
というわけで、この姿を見られるのもそう長くはないということですね。
それでは、探訪開始です。帯広のメインストリート(?)、広小路の商店街を出たところにあります。

すでに立入禁止になっていてバリケードに囲われているので、手を伸ばしてバリケードの中を撮影しました。それでは、グルっと一周してみましょう。

いかがですか?往年のとても立派な百貨店だったことが分かります。建物の大きさ、立派さから考えてもかなりの規模だったことも伝わってきます。
売り場は8階分あったみたいで、やはりなかなかの規模感です。

しかも、こういう表示を見ると街のランドマークだったこともよく分かりますね。
街の案内図にも、しっかり「藤丸」の表記があります。

バス停の名前にも、もちろんキッチリ使われていました。

かつては「帯広郵便局前・藤丸前」だったんでしょうか。それが「旧藤丸」になり、「帯広郵便局前」になるという。拓殖バスは比較的便数がありますが、十勝バスの便数が・・・。
この藤丸跡に隣接している広小路商店街も、立派なアーケードこそあるんですが、すでにシャッター通り化が進んでいます。藤丸が閉店して、さらに寂れてしまいそうな気配です。

経営者の逮捕と停電で突如閉店したマルカツデパート(2022年10月閉店)

お次は、旭川のマルカツデパートです。こちらは閉店の経緯がかなり面白い…いや、ドラマチックな廃墟です。かねてから業績不振で閉店の予定はあったのですが、それを待たずに電気料金の未払いを理由に2022年10月6日、北海道電力から電気を止められてしまいました。しかも経営者はコロナの協力支援金を騙し取ったとして逮捕。停電&経営者の逮捕という前代未聞の経緯で突然閉店したのでした。
私はたまたま札幌にいたので、早速現地に探訪に行きました。というわけで、閉店したてホヤホヤの廃墟です。
旭川駅から延びるメインストリート、平和通買物公園。この通りに面した一等地にマルカツデパートがあります。

この大通りに面した、右側に写り込んでいる緑色の建物がマルカツデパートです。

建物の全景を見ても、なかなか立派な百貨店であること分かります。しかも閉店したてホヤホヤなので、つい最近までメンテナンスされていたきれいな建物です(雨漏りはあったらしいですが)。
建物の入口に、何やらたくさんの張り紙がありますね。見てみましょう。

さらに近づいて1枚ずつ見てみると・・・

「移転」や「臨時閉所」「臨時閉庁」などなど、入居していたテナントが続々と出て行ったことを知らせる告知ばかりです。そして極めつけとも思えるのが、左下にある赤い張り紙です。

マルカツ停電による・・・はい、出ました。はっきりと停電と書かれています。他の張り紙にも停電のことがチラホラと書かれているのですが、これが一番はっきりと書かれていて好きです。復旧までの間と書いてありますが、経営者が逮捕されている以上、このまま閉店⇒解体となるのは必至でしょう。
それでは、マルカツデパートの建物をグルっと一周してみましょう。

もともと閉店は決まっていたので、少しずつテナントの退去は進んでいたようです。しかしながら最後まで入居するテナントもあったということで、本当につい最近まで現役だった感じが随所にありました。私が現地に来たのは10月10日だったので、突然の閉店から4日後です。長らく放置されていた建物という感じはなくまだまだ使えそうですが、その後は売却活動をしているそうです。ただ、もとより経営不振だった百貨店だけになかなか売るにも売れないようです。

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