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京都・堀川商店街で増殖する謎の落書き「生きてます」の実物を見てきた(京都・上京区)

京都の上京区には、堀川商店街というローカル感たっぷりの商店街があります。京都御所や二条城からも近いんですが、観光地化された感じもあまりなく、ちょっと寂れた感もあって個人的には好きな雰囲気です。
そんな堀川商店街が、ある落書きで有名になったことがあります。その落書きは「生きてます」というもので、それぞれの「生きてます」には日付も記されています。一時期は30か所を超えるような数になってさすがに気持ち悪いということで商店街が消したりもしたそうですが、その後も新たな落書きが登場したりと、さらに気持ち悪さが向上してしまう展開に。
テレビや新聞でも取り上げられたそうですが、未だに誰が何の意図で書いたのかは謎のまま。それは現地を見てみるしかないと思い、堀川商店街に向かいました。

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堀川通の片側だけに伸びるローカル商店街

堀川商店街は、京都を南北に貫く堀川通沿いにあります。商店街があるのは通りの西側のみで、反対側は川です。アーケードはありますが、よくあるようなアーケードの両側に店があるといった風景ではありません。

堀川商店街「生きてます」の落書き

この片側商店街に、問題の「生きてます」があります。

「生きてます」の落書きは2021年あたりから増殖しはじめる

それでは、商店街に入っていきましょう。商店街に入ると、特に探さなくてもすぐに「生きてます」を見つけることができます。

堀川商店街「生きてます」の落書き

この落書きは、商店街アーケードに書かれています。私が現地を見て回った限りでは、落書きの日付は2021年のものが一番古いようです。日付が消えそうになっている落書きの中に、もしかすると2020年版とかもあるかもしれません。
次に見つけたのは、シールを貼ってその上に書いているバージョンです。

堀川商店街「生きてます」の落書き

これも2021年8月に見えます。何かのシールが貼られていてそこに書いたのか、落書きをするためにシールを貼ったのかは、不明です。
さて、次は柱が錆びて変色したところに書いたバージョンです。

堀川商店街「生きてます」の落書き

2021年1月っぽく見えます。これまでの「生きてます」は白地に黒いペンで書いたっぽいんですが、これについてはこげ茶色のところに白いペン?で書いたように見えます。少なくとも違うペン、もしくは違う人物が書いていると推測できます。

日付が分からない「生きてます」も

先ほど日付が分からない「生きてます」もあると言いましたが、こちらはペンが水性なのか、2021年より古いのか、日付不明です。

堀川商店街「生きてます」の落書き

しかも柱の角に殴り書き。ここまで見た「生きてます」の中で一番気持ち悪い印象です。
何だか急いで書いたような感じもあるし、ちょっと他の「生きてます」と比べると筆跡が違うような気もするし。
こちらは、かなりはっきりと判読できます。

堀川商店街「生きてます」の落書き

この「生きてます」は、おそらく一番分かりやすいと思います。それだけに商店街によって早い時期に消されてしまったそうです。

ここからは2022年版、その中には別人物っぽい「生きてます」も

ここからは、日付が2022年になっている「生きてます」です。

堀川商店街「生きてます」の落書き

2022年の元旦に書いたのでしょうか。電信柱のケーブル?に白ペンで書かれています。元旦にわざわざここまで来て落書きをした光景を想像すると、落書きに強い意図があるのかと感じてしまいますね。
こちらは、電信柱本体に書かれています。元旦から28日後なので、同一人物で同一ペンで書いた可能性が高そうです。

堀川商店街「生きてます」の落書き

次は、横書きです。
しかし、ちょっと筆跡が違うように感じます。私が見て回った限りでは、これが一番日付が新しかったです。今は2025年8月、2022年2月13日を最後に落書きの主は一体どうなったのでしょうか・・・。

堀川商店街「生きてます」の落書き

商店街はそれほど長くはなく、「生きてます」を探し回っているとすぐにアーケードが終わります。

堀川商店街「生きてます」の落書き

この短い商店街に、多い時で30か所以上に「生きてます」と書かれていたんですから、気持ち悪さMAXです。

誰が何のために「生きてます」と書いたのか?

堀川商店街の現地を探訪して出会った、たくさんの「生きてます」。ネット動画などで見た印象と比べると、実物ははるかに気持ち悪く、この落書きを見ている私を落書きの主がどこかで見ているのではないかと思うほどでした。
こんな気持ち悪い風景をつくり出したのは一体誰なのか?そして何のために?私なりにいくつか想像してみました。

  • 本当に監禁もしくは軟禁されている人からのメッセージ
  • 家出もしくは失踪した人からの生存確認
  • 別れた相手へのあてつけ
  • 精神的におかしい人のいたずら
  • 愉快犯(落書き騒動を知って落書きを追加した人も含む)
  • グラフティ的な落書き

犯人が分かっていない以上、落書きの真意は謎のままです。個人的には愉快犯かな(そうであってほしい)と思いますが、もし事件性のある落書きだとしたら、トラウマ級の気持ち悪さです。
随時落書きは消されているので今後どれだけ残るかは分かりませんが、現地をご覧になりたい方は、以下の地図を参考にしてください。

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