ジブリの名作「千と千尋の神隠し」には、主人公の千尋が自分の命を助けてくれたハクを助けるべく、ゼニーバの家に向かうシーンがあります。そのために鉄道に乗るんですが、その鉄道は線路が水の中に沈んでいて、車両は水をかき分けながら進みます。
このシーンは「千と千尋の神隠し」の中でもかなり印象的なシーンですね。そんな水の中に沈んだ線路を見られるスポットが、北海道の然別湖(しかりべつこ)にあります。交通アクセス的には簡単に行けない場所ですが、これは是非見たいということで現地に向かいました。
北海道のほぼ真ん中にある然別湖
然別湖は、北海道のここにあります。

見事に北海道のほぼど真ん中というのが分かると思います。北海道のど真ん中には大雪山があって、この然別湖もそのふもとにある位置関係です。この時は帯広に滞在して、そこから足を伸ばす形で然別湖に行きました。
現地に到着、すでに先客が
帯広から走ること約1時間、現地に着きました。以前より観光地としての知名度が上がっているらしく、現地に着いたら分かりやすい案内板があります。

案内板の隣にはバス停もあります。クルマ以外にも、バスで来ようと思えば来れるみたいです。ただ、北海道の山の中のバスということを考えるだけで、1日に何本あるかどうか。バス停については後で気づいたので、時刻表は撮っていませんでした。
案内板に従って降りていくと、湖底線路が見えてきます。すでに先客もいるようです。

さらに降りていくと、湖底線路の全貌が見えます。

やっぱり映えるスポットということもあって、皆さん写真撮影に余念がありません。半分くらいが日本人、半分くらいが外国人という感じでした。
これは確かに「千と千尋の神隠し」!
他の人が写り込まないように写真を撮るのが順番のようになって、私の順番になるを待ちました。待つこと10分ほど、私の順番になって近くに行って撮ってみました。
この沈み込んでいく感じが、イイですね!

線路は2本あるので、もう1本の線路も撮りました。

線路の正面に立って撮影すると、いよいよ「千と千尋の神隠し」らしい風景になります。後ろからリンさんが「せーん!」と声を掛けてきそうです。

この先に進んでいくと、ゼニーバの家がある沼の底駅に行けるのか・・・とまでは思いませんが、他の観光客が誰もいなかったらかなりその世界に没入できたと思います。
ところで、この線路の正体は?
この然別湖の湖底線路は、ここにかつて鉄道があって湖に沈んだ・・・というものではありません。この線路の正体は、船を湖に入れるための線路です。この時は船がいなかったので「千尋感」がありましたが、タイミングによっては船が係留されていることもあるみたいです。

その正体がわかると「なーんや」ともなりますが、それでもこの風景は見に来た価値がありました。
ちなみに、然別湖は湖底線路以外も絶景スポット多数。この日は秋らしさが増してきたということで、紅葉と湖面が織りなす風景にも出会えました。

札幌からだとかなり遠いですが、帯広からだと1時間ほどで行ける然別湖。インスタ映えスポットということで人気が出てきてるみたいですが、タイミングによってはそれほど混んでおらず、ジブリの世界に没入できますよ。



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